この記事は、サードアイによる体内毒素プロファイリングを受けられたお客様の、個人による健康管理の参考にしていただくことを目的にしております。様々な文献、資料をまとめたもので、必ずしも記載内容の精度を保証するものではありません。

また、定期的に記事は最新情報へ更新いたしますことをご了承ください。

目次

解毒(デトックス)

カラダの不調は、これまでの積み重ね、蓄積の結果です。

これまでの生活習慣を変えずして、健康(体質改善)はあり得ません。

ただ、これも簡単に変えられるものと、そうでないものがあります。

また、変えたとしても、一定期間経つと気が緩み、自ら以前の習慣に戻してしまうこともあります。

解毒をするには、長期的視野での計画を経てることが必要です。

カラダの隅々にまで毒素が行き渡っていることからお分かりの通り、短期間で解毒するのは無理だと自覚しましょう。

解毒の4原則

以下は、守るべき【解毒の4原則】です。

【解毒の基本4原則】

① 有害物質をできるだけ避ける

② 有害物質が入りにくい体にする

③ 内側から解毒しやすい体にする

④ ①~③ができたうえで、いろいろなものを使って外からも解毒をやさしく手伝う

まず、有害物質が生活のどこにあるのかを知って、カラダに入れるものを変えてみるところから。

難しいことより、まずはやれることから少しずつ取り組んでみましょう。

1.有害物質をできるだけ避ける

住居、職場や学校など、いちばん長くいる場所の問題を確認しましょう

■チェック項目

・高圧電線が立ち並んでいないか

(ハイブリット車、電気自動車に乗っていないか)

・近くに電波塔がないか

・以前、工場があって、土壌汚染が進んでいた場所ではないか

・過去または現在、付近の川の上流やその場がごみのめ立て地など汚染された場所ではないか

・近くに原発がないか

・近所で農薬を散布していないか

・排気ガスがひどい高速道路や交通量の多い道路のそばではないか

・工場の排気が多い場所ではないか

住環境で気をつけるべきこと

①十分な換気ができるようにする

②特に寝室は、1日の3分の1を過ごす場所なので、電波類、布(防火加工やフレグランス)、照明、ホルムアルデヒドなどに気をつける

③宇宙線や電磁放射線を避ける

④外からの電波塔などからの電磁波を避ける

⑤洗濯に使用する製品を見直し、ドライクリーニングなどにも注意

⑥飲み水や洗面、風呂水の浄化

⑦フローリング、家具やビニールクロスに含まれる化学物質

⑧ペンキや建具に含まれる化学物質

⑨湯沸かし器などからの燃焼等に伴う副産物

⑩電化製品や配線

⑪ガスファンヒーター、石油ストーブなどからの副産物

⑫防音対策や断熱方法 (断熱材など)

⑬湿気などによるカビ発生の防止策、除去

口にするものからの害を最小限にする

水の選び方

・NG:水道水は塩素やトリハロメタンなど(古い水道管は鉛)

・NG:アルミパックの飲料

・RO水はミネラル不足を補うこと

・手ごろな値段の浄水器をつけること(カートリッジは早めに交換)

・シャワーヘッド:浄水できるものに交換

・自動的にお湯をはるタイプのお風呂:炭、ビタミンCや入浴剤、水素などを入れる

食材の選び方

■避けるもの

・農薬や遺伝子組み換え食品

・化学調味料や人工甘味料(アスパルテーム、スクラロース)

・果糖ブドウ糖液

・人工着色料、保存料、防腐剤、調整剤、発色剤などの添加物

・缶詰類(BPAが多量にある)

・トランス脂肪酸(マーガリンなど)

・加工品や缶詰類、冷凍食品など

●野菜類

F1株、遺伝子組み換え食品、農薬などに気をつけて、できるだけ、無農薬、低農薬のもの、遺伝子組み換えでないものを購入(安全基準を確認)。

基本は無添加のもの、できれば食材そのものを買って調理する。

外食するときにはできるだけこだわっているレストラン選ぶ。

●魚介類

大型の魚や長生きの魚、地を這う魚介類には重金属、ダイオキシンがたまりやすい。

養殖ものは餌や抗生物質などに注意(特にまぐろ、ぶり、鯛、くじら、あなご、カレイやヒラメ、たこやいかなど)。

おすすめは、近隣の小型から中型の魚(しらすやじゃこ、イワシ、あじ、さんま、あゆ、マス、サーモンなど)。

●肉類

牛肉に要注意(牧草以外の穀物飼料、抗生物質やホルモン剤の投与)。

抗生物質を与えられた鳥は早く大きくなるということがわかって以来、飼料に抗生物質を混ぜるようになりました。

病気に感染していなくても抗生物質を使う理由はここにあります。

乳製品や鶏卵、豚肉も同様です。

いい食材は、本来の飼料を食べさせ、放し飼いで育てています。

そこからできる肉やバター、卵はいい食材といえるでしょう。

●缶詰類、レトルトパック、プラスチック容器に入った食品など

なるべく、瓶詰、紙パック、そのままの状態の商品を買うようにしましょう。

●砂糖類

オーガニックのステビアや羅漢果、また少量のメープルシロップやハチミツなど。

素材そのものの味や、塩コショウなどのシンプルな味付、しょうゆのみ、みそのみなどで調味をし、砂糖を料理にあまり使わないようにしましょう。

●外食

ファミリーレストランなどでの外食の際は、食材だけでなく、容器・消毒・調理器具にも気をつけましょう。

例えば、ほとんどの調理にはアルミの鍋やフライパンが使用されていますし、プラスチック容器に入れて蒸していたり多くの消毒薬を使っています。

食材も、輸入物や遺伝子組み換え食品を知らず知らずのうちに摂ることがあります。

また化学調味料や時間の経った酸化した油を使っているなど、多くの問題があります。

外食は最小限にしましょう。

●ジュース

果汁100%のものであっても、市販されているジュースはほとんど加熱しているので、果糖の害が出てきます。

また、農薬の問題もあります。普通の炭酸飲料などは、果糖ブドウ糖カフェインその他多くの添加物が入っており、砂糖そのものです。

飲みものは水かお茶( 自分の家で手作りしたもの)を安全な容器に入れて飲む、もしくは持ち歩くようにしましょう。

●菓子

スナック菓子、クッキー、ケーキ、チョコレート、グミ、ガムなどは添加物の宝庫です。

子どもたちのおやつには、工夫が必要です。

●お茶やコーヒー

カビや農薬、カフェインの害などがあります。無農薬のもの、その場で焙煎したコーヒー、ハーブティーなどを摂りましょう。

●酒類

アルコール飲料には多くの問題があります。

アルコールは活性酸素を発生させる。分解酵素をもっていない人や少ない人は、控えましょう。

添加物に注意:チューハイ、缶入り、プラスチック入りのお酒、エタノールの入っているものなど。

赤ワインの保存料(亜硫酸塩)は解毒の妨げとなる物質です。

原材料にこだわって蒸留させた焼酎や、地ビールや瓶ビール、オーガニックワインや無添加のワイン、長年熟成させた梅酒やブランデーなどを少量、適度に飲みましょう。

容器

醤油のような塩分濃度の濃いものpHが低い酢、高温で処理する・したものを詰める(例えば、お茶や加熱料理したもの)などは、プラスチック成分が油に溶け出すため要注意。

瓶入り、紙パック入り、そのものを買うなど、できる範囲で気をつけましょう。

焼きが甘い粗悪な陶器からは、釉薬から鉛やカドミウム、コバルトやマンガン、ニッケルなどが検出されることがあります。

●日常での注意

・外食では自分の箸、ガラスや陶器を使うように。

・プラスチックはせめてBPAフリー。

・割りばし(漂白剤をたっぷり使った木)、プラスチック製の食器やナイフやフォーク、コップや皿、お弁当箱、ストロー、キャンプ用スチレン製のコップは使わない。

・プラスチック容器でしか売っていない場合でも、安全な容器に移し替えるだけで、取り込む有害物質の量は違ってきます。

調理方法や調理器具

調理方法

NG:高温で揚げる(脂肪がトランス化、酸化や糖化がすすむ、タンパク質が変性して腸内で未消化物を作りやすくする、ニトロソアミンや尿毒症物質を作り出す)

長時間おいていると酸化する。電子レンジで異物化する。砂糖で味付けをするのも問題。

調理道具:

NG:テフロン加工のフライパンや調理器具、アルミ箔でのホイル焼きやアルミの鍋、やかん(熱伝導がいいからとよく使われています) 鉄鍋なども注意が必要です。

OK:土鍋やステンレス鍋、ホーロー、耐熱ガラスがおすすめです。また、フライパンはダイアモンドやセラミックでコーティングしているものもいいかと思います。

ただし、バランスも大切です。あまりにもこだわりすぎて何もできなくなってしまっては本末転倒です。日常生活で楽しく気をつけることができる範囲で行いましょう。

身につけるものや衛生用品

日常的に身につけるもの、洋服や衛生用品、化粧品などを見直します。

また、クリーニングはドライではなく、水洗いにします。

●人工的に香りをつけたもの

NG:芳香剤、アロマキャンドル、洗剤や柔軟剤にはVOCsという揮発性有機化合物やフタル酸など、多くの有害物質が含まれています。

OK:エッセンシャルオイルという自然の植物の精油からとれたアロマ

化粧品などのパーソナルケア商品

化粧品や整髪料、シャンプー・リンスなど、1日に使うパーソナルケア商品は平均9種類、そのなかには130前後の化学物質が入っているといわれています。

多い人では、5~20製品を使う方もいるほどです。

そのほとんどにパラベンやフタル酸が含まれているので、総量として相当量にのぼることが考えられます。

多くの化粧品会社で使われている化学物質は、安全性テストの行われていないものがほとんどです。

なるべく添加物の少ないものを使うように心がけます。

「オーガニック」「無添加」「自然派」などにも多くの化学物質が使われている場合もあります。

ある一つの有害物質を使っていなかったり、オーガニック成分を少し使っているだけで「無添加・天然」などとうたっている商品もあるので、気をつけてください。

天然ものには、アレルギーを起こしやすいものもあります。

何か異常を感じたら、使うのをやめてください。

手洗い、うがい、歯磨き、虫よけなどの消毒・除菌剤

手を洗うのに洗剤や消毒薬は必要ありません。

水道水できちんと洗えば、雑菌は十分に洗い流されます。

体も洗剤を使う必要はありません。

石鹸を少量使ってもいいですが、重曹などをお風呂に入れれば余分な汚れはとれますし、髪もシャンプーなしで清潔は十分保てます。

しかし、洗剤を使い慣れた人は非常に違和感を感じると思います。

はじめは界面活性剤が入っていない、もしくは有害物質が含まれていないものなどに切り替えていくのがいいでしょう。

歯磨き粉も界面活性剤入りのものは必要ありませんし、マウスウオッシュなどはかえって口腔内環境を悪化させるので必要ないものです。

うがいも水道水で十分です。

さらに積極的にしたいときには、梅酢を薄めたり、ハーブなどを用いてうがいしてもいいと思います。

虫よけスプレーにはハーブやアロマでつくったものを使います。

虫の多いところに行くときには長袖長ズボンや網などで物理的にガードしましょう。

自然の草(除虫菊など)でできた蚊取り線香もあります。

衛生用品

生理用品やおりものシートには、遺伝子組み換えのコットン(除草剤のグリフォセートに耐性)、漂白剤や化学物質、熱さまシートなどにも使われている高分子ポリマーが含まれています。

女性の膣や性器周辺は粘膜なのでさまざまなものが吸収されやすく、またそこには大切な常在菌がいます。

これらのバランスが一気に壊れてしまうのです。

そして、高分子ポリマーが入っていると熱を奪うので、冷えが生じてしまいます。

さらに、多くの化学物質が入っているので、バランスを失った常在菌は守ってくれず、体内に入るのです。
布ナプキンやオーガニックコットンのナプキンが販売されていますので、それらを使用してみてください。

生理中の不快感がほとんどなくなります。

掃除用品

掃除には、クエン酸や酢、重曹などをうまく使いましょう。

クエン酸や酢はカルキ汚れ、重曹は油汚れがよくとれます。洗濯、風呂掃除、食器洗い、家の各箇所の掃除に使えます。

お湯、蒸気や高圧を使う。アルコールやハーブ、エッセンシャルオイルなども消毒や消臭に効果的です。掃除用品は、なるべく化学物質や有害金属が含まれていないものを選択しましょう。

汚れをまめに拭き取る、簡単に掃除をすることで、強い洗浄力のものが必要でなくなることもあります。洗剤を使うときは換気をしっかりし、マスクや防具をつけましょう。

そして、使いすぎに注意してください。

皿や鍋、フライパンなどを洗うときは、油ものはすぐに重ねず、ティッシュやペーパータオルでふき取ると、洗剤の必要量はぐっと減ります。

例えば、横で野菜をゆでたお湯があれば、それをそのまま捨てず、フライパンに移せば油がすぐ取れます。お湯は油落としには効果的です。

日々コツコツ掃除をするのも一つの方法です。

体調が悪いときは、漢方やホメオパシー、ハーブ、鍼灸や整体、カイロプラクティスなど補完代替医療を利用し、なるべく薬を使用しないで経過をみましょう。

ただし、漢方やアーユルベーダで使われる薬草などには農薬や有害物質が混在しているものもあります

産地やそれぞれの製品の製造方法などをしっかり確認しましょう。体調が問題ないのに不必要な漢方などを飲む必要はありません。

枇杷の葉には抗炎症作用や殺菌作用があります。

古くから、焼酎漬けを作って傷や腫れ物に使ったりしています。

風邪をひいたときには、枇杷の葉が足浴や腰浴に使われたり、こんにゃく湿布や芋パスター(里芋湿布)が自然の湿布として使われてきました。

また、生姜や大根おろしの汁やネギ、チキンスープやおかゆを食べたりもしてきました。

胃腸がもたれるときには食事に気をつけ、消化を助ける梅干しやレモンなどのすっぱいものを先に食べたり、下痢や腹痛時には梅肉エキスや鮒ずしなどを用いたりなど、おばあちゃんの知恵ともいうべき、薬をなるべく使わずに治す自然の方法があります。

もちろん、急性疾患や重篤な症状が現れたとき、生命の危機に直面したときなどには必要な薬を使うべきですが、本来は病気になりにくい体をつくり、予防していくことが大切なのです。

ブルーライト

今はほとんどの液晶画面からブルーライトが放たれます。

この光にさらされると不眠や自律神経のバランスが乱れることがあります。

パソコンやテレビなどから出るブルーライトは画面の調節で極力減らすこともできます。

画面を調節して明るさを弱めたり、青色を抑えたりすることでずいぶん楽に観ることができるので試してみてください。

夜0時以降は wi-fi や家電の電源をできるだけ切っておきましょう。

また、電磁波をカットする商品もあります。信頼のおける店で値段と相談して購入してください。

2.有害物質が入りにくい体にする

バリア機能を高める

皮膚のバリア機能

皮膚は全身の表面を覆い、外の細菌や有害物質を直接体内に入れないように守るという役目をもっています。

さらに皮膚には、ランゲルハンス細胞という免疫系の重要な役割を担っている細胞があります。

近年の研究では、ケラチノサイトという細胞に、温度・圧力(機械刺激、気圧など)、光(紫外線、可視光、赤外線)、音波など、さまざまな化学刺激に対する受容体があることがわかってきました。

また、コルチゾール、オキシトシン、Bエンドルフィン、一酸化窒素、ドパミンなどさまざまな情報伝達物質を合成し、放出する機能もあります。

皮膚は、単なるバリア機能をもっているだけではなく、外部環境からの情報をキャッチし、その情報を全身に知らせ、生理現象や情動に反応する重要な機能があります。それは動物でいう「体毛」です。

「腸は第二の脳」とよくいわれますが、「皮膚は第三の脳」ともいわれています。

皮膚の健康(バリア機能)が障害されると

傷ができたり、ただれたりしていれば、いろいろな有害物質が簡単に入ってきます。

例えば、全身やけどで最も怖いのは、このバリア機能が失われ、感染症で亡くなることです。

バリア機能を失っている範囲が広ければ広いほど、体内の水分が失われていくのですが、それは点滴で補うことができます。

しかし、あらゆる場所に存在する細菌やウイルス、カビなどの侵入・繁殖は防ぎようがなく、抗生物質だけでは太刀打ちできません。

このような極端な状態だけではなく、皮膚炎や栄養状態の不良、加齢による皮膚機能の低下は、さまざまな問題を引き起こすのです。

私たちを守ってくれる腸のバリア機能

腸にはバリア機能があり、それは「物理的」「化学的」「微生物的」の三つに分類されます。

「物理的バリア」は、単純に外からの物質を構造上ブロックします。上皮細胞がタイトジャンクションとよばれるものでくっついていて、いろいろな物質を通しにくくしています。また、細胞の表面に粘液の層を形成し、物理的に壁となり、防御してくれます。

粘液の層は「化学的バリア」も兼ね備えています。粘液の主な成分はムチンという腸の杯細胞からつくられるタンパク質で、粘膜の保護作用やタンパク質分解酵素への耐性に関わっています。その他の粘液成分には抗体も存在します。これはリンパ球からつくられ、「入るもの」「入らないもの」をふるい分けしてくれるのです。

「微生物的バリア」とは、腸内細菌によるバリアのことです。

よくない細菌の増殖を抑える抗菌物質を分泌したり、体外から入ってくる微生物と競合して体内に入れにくくさせたりします。

このようなバリア機能が失われると、有害物質が簡単に体内に入ってきやすくなってしまうのです。

炎症を鎮める

①バリア機能を失う原因は「炎症」

炎症とは、傷や感染、アレルギーなどの反応によって、その影響を受けた場所が赤く腫れて熱を持ち、痛みを感じたりする状態を指します。

この反応は外的な物質の侵入を防いで外に出そうとする、排泄の一つとも考えられます。

ですから無理に抑えてはいけません

炎症を起こさせないようにすること、炎症があれば自然に治めていくこと、原因となるものを減らすことが大切なのです。

細菌やウイルスなど異物が体内に入ってきたり、それに感染すると、まず外的なものから体を守ろうとして、その侵入(感染)部分の周辺にある血管が縮みます。

そのダメージを受けた組織からサイトカイン(ILI、IL6、TNFαなど)といわれるタンパク質を分泌し、全身に危険信号を送ります。

すると、全身の血管が広がり、水とともに応援物質や白血球などが分泌され、さらにロイコトリエンやヒスタミンなどの炎症メディエーターも産生されることで炎症を引き起こし、異物と戦い始めるのです。

炎症は急激に起こる反応と思われがちですが、腫れあがったり、熱をもったり、痛みを感じない慢性的な炎症もあります。

近年、この慢性炎症は全身の疾患と関連することがわかってきました。

有害物質は炎症を引き起こします。

炎症があると、先ほど述べたように血管からさまざまな物質が産生されます。

本来それほどいろいろな物質を通さない血管が、それらを通すようになってしまいます。

その結果、体内から誘導される物質と同時に、外から入ってきたものも簡単に通すようになるのです。

炎症は局所で起こっているようにみえますが、サイトカインなどの信号は血管を通って全身に送られます。

すると、全身の血管がいろいろなものを通しやすくなるようになり、この状態はさまざまな粘膜で起こります。

粘膜というのは、気管支や口腔内、消化管や目、鼻腔、脳脊髄関門(脳内へ簡単に異物が入らないようにしている体の仕組み)、血管などで、必要な栄養などは通し、異物などは入らないようにブロックしたり、水の平衡を保つように選択ができる機能があります。

粘膜の炎症は、全身の粘膜の炎症と考えていいのです。

つまり、腸の透過性が亢進していれば、血管、脳脊髄関門、口腔内粘膜の透過性が亢進しています。するとあらゆる場所から異物が入ってくる可能性があります。

炎症がその粘膜の機能を障害してしまうのです。

例えば、正常な腸の粘膜は網目のようになっていて、物質の透過を選択できるようにきめが整っている(先ほどの物理的バリア機能)のですが、炎症が起こるとそのきめに粗いところができます。

すると、本来は通さない物質を通してしまったり、栄養が吸収できなかったり、体内に残しておきたいものが漏れ出たりすることがあります。

これは「リーキーガット症候群」 (漏れ出る腸)といわれ、その研究が盛んに行われています。

リーキーガットは、アレルギーや栄養障害、免疫異常など多くの疾患の原因といわれています。

腸の役割は栄養を吸収することですが、腸に消化しきれていないものがたくさん残ったり、粘膜に炎症があったりすると、正しい栄養吸収ができずに栄養不足になり、吸収してほしくないものまで吸収してしまうようになります。

そして、体内に有毒な物質が入り込んでしまうのです。

さらに、口腔周辺の炎症(歯肉炎、歯槽膿漏、上咽頭炎)も全身症状に関連しているといわれています。

口腔内の炎症と動脈硬化や流産、上咽頭炎と腎炎や関節リウマチ、線維筋痛症などとの関連も報告されています。

口は外から体内に物を入れる入り口で、多くの防御能力があります。

口腔内にはリンパ組織が存在します。そのため異物が多く入ると体を守ろうとして炎症を引き起こすのです。

②炎症を鎮めるためには

有害物質が入りにくい体にするためには、まず炎症を引き起こしやすい食べもの(乳製品、砂糖、小麦製品、加工品、化学調味料など)を控え、腸炎や鼻炎になりにくくする、消化のいいものを食べることが必要です。

口呼吸を防ぎ(口呼吸は口腔内の乾燥によって、雑菌の繁殖や咽頭リンパ組織の乱れや鼻粘膜の萎縮を引き起こし、上咽頭炎や歯肉炎、虫歯などを起こしやすくする)、意識して口を閉じるようにしましょう。

よく話す人、歌う人、スポーツする人は、口で呼吸することが多いといわれます。子どもも口が開きやすいので注意を促し、鼻での呼吸を意識させましょう。

さらに、しっかり歯間ブラシなどを使い口腔内の手入れを行い、口テープ (寝るときなどに口に紙テープをはり、開かないようにする)や鼻うがいをして鼻呼吸をするように意識しましょう。

上咽頭炎に対して、「EAT」という上咽頭擦過治療(炎症を起こして増生した上咽頭の粘膜をこすり取ることで、正常な粘膜の再生を促し、炎症を沈静する、以前は「Bスポット療法」とよばれていたもの)を行っているクリニックもあります。

歯肉のケアは、時には歯医者さんに行って歯石や歯垢の除去をしてもらったり、ひどい歯槽膿漏は治療をしてもらいましょう。

当然、虫歯は放置しておかないように。虫歯がある場合には金属歯を入れるのを避けましょう。

③低酸素状態も炎症を引き起こす

腎臓は低酸素に対して弱い臓器です。

酸素が少ない状態が続くと、菌がいなくても炎症を引き起こすことが知られています。

まだまだ多くの炎症のかたちがありますが、その炎症性疾患自体が有害物質から起こっていて、お互いに悪さをし合っています。

医療機関で治療してもなかなか病気がよくならないときには、このような慢性炎症が関わっている可能性があります。

そのような場合は、できるところの炎症から治していくのです。

緊急時以外は、無理に炎症を抑える薬を使うことを避け、原因をしっかり見極めましょう。

④消化しやすい食べものを摂る

栄養で大切なことは、「何を食べたらいいか」ではなく、「何を消化し、吸収しているか」です。

いくら栄養価の高いものを食べても、腸の状態がよくなければきちんと吸収できませんし、未消化のものが腸に停滞すれば有害物質が発生します。

腸の炎症を改善することで多くの疾患が改善していきます。

腸の状態を改善して症状がよくなった症例はたくさんあるので割愛しますが、炎症を引き起こしやすい食べものをやめ、消化しやすい食べものを、消化しやすい状態で摂っていきましょう。

3.内側から解毒しやすい体にする

体の排泄機能を高める

① まず、ストレスのケアをすること

② 睡眠はとても大切

③ 夜間に激しい運動をするのは避ける

④ ミネラルは解毒にとても重要

⑤ 体を弱アルカリ性に保つ

⑥ 胃腸を元気にする

有毒物質を解毒してくれる体をつくる

① 腸をいい状態に保つ

●腸と腸内細菌の働きを知る

●体質は腸内細菌叢によって決まる

●善玉菌と悪玉菌のバランス

●腸の指標は便の状態

●便秘は大敵

●下痢を無理に止めない

② 肝臓は解毒・排泄に重要な働きをする

肝臓での解毒には3段階あります。

まず、シトクロムP450という酵素で異物を活性化して、これが次の段階への引き金となります。

第2段階としてその活性化された異物を抱合し、水溶性に変えて排泄しやすくします。

ここでグルタチオンなどが重要な働きをします。

そして最終的に第3段階として排泄していきます。

これらの働きを障害するような有害金属や、肝臓に負担をかけるような異物の摂りすぎを避け、飲酒もひかえて、薬も飲みすぎには注意しなければいけません。

食べ過ぎや便秘はさらに肝臓に負担をかけることになるので、適度な量を食べ、しっかり排便することが、腸にも肝臓にも優しい生活になります。

苦みのある食べもの(春の草、タンポポ茶やチコリコーヒー、アロエ、ゴーヤなど)は胆汁の分泌を促し、肝臓を保護してくれます。

また、ミルクシスルやウコンなどのハーブも肝臓を保護して解毒を助けてくれるものもあります。

③ 腎臓を大切にする

腎臓は尿をつくり、いったんつくった尿のうち9%を再吸収し(体内にもう一度取り込み)、残りの1%を排泄します。

尿をつくる工場のような役目をする場所をネフロンとよびます。ネフロンは左右それぞれ100万個ずつあるといわれています。

このネフロンの数は人種によって異なることがわかってきています。特にアジア人は数が少ないとされています。

そのため、薬や毒の害を容易に受けやすいと考えられています。

腎臓は血流の多い臓器なので、脱水状態になるとダメージを受けやすくなります。

日常的に、また特に汗をかいたときなどは、水分をしっかり摂り、同時にミネラルもしっかり摂りましょう。

水だけを飲むとミネラルを消失してしまいます

ミネラルは肝臓での解毒のサポートにもなります。

体に酸素が少ないときには、腎臓もダメージを受けます。

脳は比較的最後まで低酸素に耐えられるので、自覚が乏しくなりやすいのですが、リラックスできない、深呼吸をしない、貧血の持続、空気の悪いところや一酸化炭素を含む場所での生活などで低酸素が続くと、腎臓ではSterile Inflammation(無菌の炎症)といって、特に感染源がなくても炎症を引き起こします。

酸素を体内に取り入れることはとても大切です。

また、腎臓はストレスがかかると抗利尿ホルモンが増え、尿が出にくくなります。

すると当然、毒素を排出する能力も低下するのです。

●腎臓が体の酸性・アルカリ性のバランスを保つ

人の血液はph7.0の中性ではなく、ph7.4の弱アルカリ性です。

酸性に傾きやすい加工食品、砂糖類、NaCl のみの塩(人工塩)、タンパク質の摂りすぎに気をつけましょう。

体が弱アルカリ性であるがゆえに酸性の異物を体から出すことができるし、酵素が活性化され、各細胞がうまく機能していくのです。

尿中phの低い(酸性の)人のほう が腎不全、痛風、メタボリック症候群、肥満、心血管系疾患などさまざまな病気のリスクが高まります。

現代の日本人が、酸性に傾きやすい食品を食べ、炎症や薬など酸性化させるものを発生させる状態が多いことから、腎臓をフル活用する状態になっているかがわかります。

●腎機能に影響を与える薬

特に痛み止めや抗生物質などは使用頻度が多くなりやすく、腎障害を引き起こします。

重金属の排泄には腎臓の働きがとても大切ですが、重金属は腎障害を引き起こすことでも知られています。

悪循環にならないように、あらゆる有害物質を入れないことを心がけてください。

また、糖尿病、高尿酸血症、高血圧、肥満も腎臓へ負担をかけ、知らず知らずのうちに腎障害を起こしている可能性があります。

これらの病気があって通院している人は、薬を服用していると思いますが、不要な薬がないかをしっかり見直してみましょう。

障害が軽度の場合、無駄な薬を減らすことで腎機能が正常値にまで改善する例はよくみられます。

④ リンパの流れをよくする

2015年に医学界で大きな発見がありました。

脳にリンパ管があることが発見されたのです。

このことによって、腸やそれぞれのリンパ組織から直接脳に連絡していることがわかり、脳内の異物が処理できることがわかりました。

逆にいうと、腸が汚れていると、リンパ管に乗って脳内へ届くのです。

リンパ組織には、大きいものとして、MALT(粘膜関連リンパ組織 : mucosa-associated lymphoid tissue)があります。

そのなかでも特に、GALT(腸管関連リンパ組織 : gut-associated lymphoid tissue) UとNALT(鼻腔関連リンパ組織:nasopharynx-associated lymphoid tissue)が重要です。

腸と鼻腔は外部と接する体内部分です。

簡単に異物を通さないように、多くの免疫組織が防御機能として備わっていて、万が一異物が入ってきたときに異物を処理してくれるのがこのリンパ組織です。

しかし、あまりに多くの異物や有害物質が入ると、炎症を起こしたり、機能のトラブルが起こります。

これらに炎症が起こるということは、そのリンパの流れをうっ滞させ、排泄能力を停滞させるのです。

●リンパの流れをよくするためには

有害物質に加え、アレルギーを起こす食べものや物質(花粉やほこりなど)、その人にとって消化の苦手のもの(不耐症の食べものや加工品など)は避けましょう。

腸を整え、鼻腔を汚さないように吸う(車の排気ガスの多い道は歩かない、部屋を整える、ガスは使わないなど)必要があります。

運動をすることで、リンパの流れをよくすることができます。

また、マッサージをするのもいいでしょう。

特に朝の運動は副交感神経を優位にしてくれます。

一方、夜の運動は交感神経が高まります。運動する時間を考えて行いましょう。

末梢に酸素を届けることでリンパ系を活性化してくれます。

ゆっくり深呼吸して、たくさんの酸素を取り入れ、ゆっくり吐いて、正しい呼吸をしましょう。

緊張すると呼吸が浅くなり早くなります。深呼吸をすることは、末梢に酸素を届ける以外にも自律神経を整えてくれます。

正しい呼吸は解毒に必須です。

リフレクソロジーや足つぼ、リンパケアなどは、自分だけではできないリンパの流れをよくするのを助けてくれます。よく歩くこともリンパの流れの助けになります。

⑤ 汗をしっかりかく

汗のなかには多くの有害物質が含まれ、排泄されます。

解析によってモルヒネやコカイン、アンフェタミンなどの薬物や変造酒などが出ることがわかりました。

また、PCBsやポリクロリネイトビフェニル、塩素系殺虫剤やヘキサクロロベンゼンなどもサウナに入った後の汗から検出されています。

重金属も検出されています。これは汗特有のようで、涙のなかには認められません。

つまり、発汗作用は排泄機能をもっているのです。

スポーツや サウナでしっかり汗をかくことは解毒を助けてくれます。

足浴も効果的です。温湯のなかに塩やミネラルを入れて あげることでさらに排泄を促してくれます。

また砂浴や土の上を歩くことで、放電し、ミネラルや微生物の力を借りて、皮膚からの排泄を促してくれます。

海につかるという行為も、ミネラルが吸収され解毒を促してくれます。

温めるという行為は、汗を出すだけでなく、血流をよくし、全身からの有害物質を回収するのに役立ちます。

また、リンパの流れもよくなるため、白血球を局所に運ぶことができ、有害物質の処理をしてくれます。

循環をよくすると、酸素も栄養も行きわたり、局所での代謝を高めてくれます。これには入浴や足浴、腰浴などがとても役に立つのです。

●毎日の入浴がおすすめ

サウナや岩盤浴なども有効ですが、基本は毎日の入浴をおすすめします。

入浴することで、水圧で全身の指圧をしてもらうような効果があります。

血管外にもれ出ていた水分や老廃物を血管に戻し、排泄を促してくれるからです。

さらに、温めることで血管や毛穴が広がり、血流が増え、排泄を促します。

入浴時には、バスソルトやマグネシウム塩、重曹、アロマ、水素などを加えたり、炭酸浴にすると、発汗や温かさがより持続して、排泄を助けてくれるでしょう。

湯船につからずにシャワーだけで済ます人が多くなっています。

浴は体を清潔にするためだけのものではないのです。

自律神経のバランス、発汗の習慣、解毒、リンパの流れの改善、全身マッサージの効果、経皮的な吸収・排泄など、多くの効能があります。

1日5分つかるだけでいいので、ぜひ湯船につかりましょう。

また、古くから砂浴、土浴がいいといわれ、土の中や砂の中の微生物やミネラルが有害物質を排泄するとされてきました。

昔は、急性の中毒のときに、人を首まで埋めて一晩置いていたそうです。

それによって解毒剤のない時代に命が助かった人もいたようです。

ただし、砂や土はきれいなものでなければなりません。

使い回しや汚染されたものは使わないようにしましょう。

そのような場所に行けない場合は、きれいな砂や玄米を焼いたもの、ヒノキや桐など抗酸化作用のあるもので枕やクッションをつくるというのもいいでしょう。

痛むところに貼るのも効果があります。天日で干すとまた再利用できるので経済的です。

4.外からも解毒をやさしく手伝う

積極的に解毒する

これまでのことができたら、次のステップです。

解毒の基本原則

①有害物質をできるだけ避ける

②有害物質が入りにくい体にする

③内側から解毒しやすい体にする

以上ができたうえで、いろいろなものを使って、外からも解毒をやさしく手伝います。

「解毒、解毒」と無理に薬や点滴を使い、体から急に毒を動かすような治療は危険なので避けましょう。

排泄する能力がないのに、細胞内や沈着している毒を全身にめぐらせてしまう可能性があります。

これはさらなる炎症や障害を起こすおそれがあります。

① 体にやさしい解毒から始める

まず日常生活で改善できることをやる

「体の排泄機能を高める」こと、例えば体を本来の弱アルカリ性に傾けるような食生活(生の野菜や果物、梅干しなど)を基本として選ぶ。

有害金属の排泄を助けてくれるミネラルである亜鉛やシリカ、マグネシウム、セレンなど、ミネラルを含む水分や食品を積極的に摂るようにする。

汗を積極的にかけるよう、足浴やサウナなど。

次にサプリメントなどを摂る。

NG:キレーションや強い解毒作用のもの

OK:プロバイオティクス、プレバイオティクスなどで腸を元気にし、肝臓や腎臓を守るようなサプリメントを用いる

ホメオパシー※でも解毒を助けるレメディなどを使用

症状が落ち着いてあえて取り除く必要のない人や、妊婦さんにはおすすめしませんが、この段階になれば、アマルガムや有害金属の歯の詰め物などの除去を始めてもいいでしょう。

その場合は、排泄を促すサプリメントなどを使ったり、入浴や足浴をしたり、汗をしっかりかいたりしたうえで、できればバイオロジカルデンティスト (有害な歯科用詰物等を安全に除去する方法にくわしい歯科医)に除去してもらってください。

このようにして、体が排泄に対して準備が整ってきたら、体に存在している有害物質を積極的に取り除くことを考えていいと思います。

② 遺伝子トラブルによって起こる問題を解決する

もともと遺伝子のトラブル(SNP※など)を抱えている人がいます。

また、染色体異常などにより、どうしても発症を避けられない人たちもいます。

ここでの遺伝子のトラブルというのは、トラブルがあるからといって遺伝子が100%機能しないというわけではありません。

本来100%働くはずが、遺伝子のトラブルによって、30~70%しか機能しないというものです。

それらの働きを助けてくれる補酵素(ビタミンやミネラル)が十分であれば発症しません。

※SNP (Single Nucleotide Polymorphism)

ゲノム塩基配列中に一塩基が変異(全人口に対して1%以上の頻度)した状態のこと(1%未満を突然変異という)。

SNPから遺伝的背景を調べることができるほか、原因遺伝子のわかっている遺伝病については、将来的な危険率も診断することができる。

また、疾患関連遺伝子を特定できる可能性があり、さまざまな検査会社が研究を行っている。

●解毒・排泄にはさまざまな遺伝子が関わっている

肝臓での解毒で述べたように、第1相反応で必要なシトクロムP450(CYP)という酵素に関連する遺伝子、第2相で必要な活性酸素の除去や重金属の排泄に大切な役割をするものに関わる酵素や遺伝子に異常があったり、酵素を阻害する因子が出てきたり、補酵素が足りなくなると、解毒がスムーズに行えません。

また、第3相にかかわる輸送タンパクとしての遺伝子などに異常があると、ある条件下では、排泄ができないのです。

CYPを阻害するものは、環境因子中に多く存在します。

有害金属、抗生物質や制酸剤などの薬剤、エタノール、一酸化炭素などです。

これらを避けていくことは、遺伝子トラブルをもともともっているか否かに関わらず大切なことです。

しかし、これらの遺伝子トラブルを抱えている場合は、特に気をつけなければなりません。

●メチレーションの解毒機能を働かせる

メチレーションという、「メチル基」というものをやり取りしながら次々に必要な物質を作り出す反応系があります。

細胞に必要な物質や、さまざまな反応で使われる酵素、神経伝達物質を作り出すものです。

この回路の重要な働きの一つに、解毒をするという機能があります。

メチレーションがうまく機能していないと

「新しい細胞ができにくくなる」

「神経伝達物質が働きにくくなり、うつや不安や不眠が起こる」

「エネルギーがうまく産生できない」

「免疫力が低下してがんなどを発症しやすくなる」

などの障害が現れます。

遺伝子トラブルがない人でも、多くの有害物質がこのメチレーション回路を阻害します。

例えば、重金属やエタノール(醸造アルコールやカビの代謝物として摂取)は代表的な物質です。

メチレーション は葉酸にメチル基をつけることから始まります。

この回路に携わる酵素の遺伝子にトラブルが生じると、それぞれの機能が30%~70%に低下することが、近年の遺伝子検査の発展によってわかってきています。

その他、多くの薬やホルモンなどの代謝にかかわる遺伝子や粘膜、排泄にかかわる遺伝子など、解毒・排泄にはさまざまな遺伝子がかかわっていることがわかっています。

これらの遺伝子に問題があると、有害物質がたまりやすく出にくい、体に炎症を引き起こしやすいなどの症状が起きるといわれています。

●遺伝子トラブルがある場合に注意すべきこと

遺伝子にトラブルがあっても、食生活やストレス管理、外毒素を極力避けることなどによって、全く症状がなく健康に過ごす人もいるのですが、日常生活で注意していないと、他の人には影響がない程度の有害物質でも健康被害が起こりやすいこともあります。

例えば、ワクチンの問題などがそうです。

腸の状態が悪いときや風邪などで炎症があるときにワクチンを打てば、ワクチンに含まれる水銀や添加物が排泄されずに体内にとどまり、脳神経にダメージを与えることになりかねません。

ワクチンには、アジュバントとよばれるワクチンの効果を高めるための多くの添加物が含まれています。油やアルミ、タンパクが入っているのです。それに加えて殺菌剤として水銀なども含まれています。

家族のなかに、化学物質過敏症や自閉症など、遺伝子トラブルが疑われる人がいる場合は、ワクチンを避けることが望ましいでしょう。

自閉症スペクトラムの人たちのなかには、排泄に関連する遺伝子トラブルをもっている例が多くみられるため、ワクチンを接種したあとに症状が出てきたり、ある年齢まで順調に成長していたのに接種後に止まる、もしくは、悪化することがあります。

そこで解毒を促すことによって、言葉を発したり、字を書き始めたり、目を合わせてくれたり、手先が器用になったり、今までできなかったことができるようになることもあります。

また、乳がんや子宮筋腫の患者さんも、排泄の遺伝子でトラブルがあることがあります。

このトラブルの影響は、遺伝子の補酵素や活性化因子となるマグネシウムや亜鉛、葉酸などを積極的に摂ることで減り、筋腫がなくなったり、乳がんの再発予防ができるのです。

一方、あまり遺伝子トラブルにとらわれすぎず、腸の環境をよくし、酵素の働きを助ける食生活、ストレスケアをしていくことで問題なく過ごせる人もたくさんいます。

MTHFR(葉酸にメチル基をつける酵素)に遺伝子トラブルをもっている日本人は6~7割存在します。

この遺伝子トラブルと自閉症スペクトラムが関連しているという報告がありますが、イタリア地中海の人たちにも同じ程度の遺伝子トラブルがあるそうです。

しかし彼らは、太陽の光を浴び、のんびりと時間に追われない生活をし、栄養価の高い野菜、肉料理を食べています。

そのため、彼らにはほとんど自閉症が発症していないそうです。

また、一つの遺伝子ですべてが決まるわけではありません。

お互いが関わり合い、補い合って働いています。

そのため、遺伝子異常の一つひとつに一喜一憂する必要はないのです。

遺伝子検査で異常があるからリスクのある臓器を取ってしまうなどという行為は、本来の正しい治療からは逸脱しています。

胃腸を元気にし、食事に気をつけ、ストレスを軽減し、適度な運動を行い、しっかり深呼吸を行うことで、多くのトラブルが回避できる事実を知っていただきたいので、ここであえて遺伝子に触れました。

遺伝子的に有害物質に弱い人がいるということを理解し、「私は関係ないから気にしなくてもいい」ということではなく、日常の有害物質に対して、また食生活に対して気をつけていくことが大切だと思います。

解毒を助けてくれる食べものとサプリメント

古くから解毒を促す食べものには、玉ネギやニラ、ニンニク、クロレラ、アップルペクチン、さらに発酵食品や中国パセリ(パクチー)、ゴボウ、ブロッコリー、キャベツ、セロリ、ミツバなどがあります。

極端にたくさん食べる必要はありませんが、意識して食生活に取り入れましょう。

解毒を助けてくれる食べものの条件は次の3つです。

① 生もの(酵素、ビタミン・ミネラルが壊されていない、いい水分を含む)

② 健康な土壌で育った食べもの(ミネラルを多く含み、有害物質が最小限)

③ 微生物(プロバイオティクスなどの細菌類を含む食品、発酵食品など)

バランスのとれた加工しすぎていない自然な食物を口にする習慣をもちましょう 。

食事の基本は、「体の働きを助けてくれる食べものを摂る」ことです。

① 生野菜や果物を多く摂る

生野菜はサラダだけでなく、すりおろしたり、低速回転ジューサーで酸化しない状態で摂ると、野菜のなかに含まれる成分を効率よく摂取できます。

これにより酵素、ビタミン類、線維が摂れます。水分も含まれているため、解毒にはとても優れています。

生の野菜や果物には多くのビタミンCが含まれています。

有害物質の多くは活性酸素を出しますから、抗酸化作用のあるビタミンCは、解毒に大変有効です。

明るい黄色を含む色の食べものには、ビタミンB群が多く含まれています。

これも解毒の各相やメチレーション サイクル、多くの酵素の補酵素となり、解毒に役に立ちます。

緑色の野菜には葉酸が多く含まれています。

葉酸はメチレーションサイクルには欠かせません。

また、これらには線維が多く、たくさんの有害物質をくっつけて体外へ出し、排出も促してくれます。

野菜には多くのカリウムも含まれ、利尿効果、有害物質の中性化に役に立ちます。

② 油はできるだけ生で摂る

加熱で酸化しやすいリノール酸(植物油)は、なるべく使わないようにしましょう。

加熱するとトランス脂肪酸に変化し、悪玉コレステロールも増加させます。

いい油でも高温で長時間加熱するとトランス脂肪酸がつくられるので、質のいい油、ダメージを受けていない脂質を生で摂るようにしましょう。

油の加熱は最小限に抑え、揚げものは避けるようにします。

油を生食や料理に使うときにはオレイン酸とリノール酸のバランスがとれた米油がおすすめです。

米油に変えただけで血圧が下がり、悪玉コレステロールが下がり、善玉コレステロールの値が上がったというインドでの大規模な研究がありました。

バターのタンパクを取り除いたギーバターも、高温でも酸化しにくく、抗炎症作用もあるので料理にはおすすめです。

魚の油に含まれるエイコサペンタエン酸やドコサヘキサエン酸のオメガ3脂肪酸にも解毒効果があります。

脂肪に溶け込んだ毒を排除し、細胞膜に柔軟性を取り戻させることにより排泄を促し、炎症を改善してくれるのです。

抗炎症作用、血液サラサラ効果、うつや脳のダメージを回復させる機能などをもっているすぐれものです。

オメガ3脂肪酸が含まれている小型の魚(アジ、イワシ、サンマ、アユ)、天然のサケなどをたっぷり摂りましょう。

ただし、大変酸化しやすいので、料理用の油としては向いていません。魚そのものを食べましょう。

③ 意識してアルカリ性食品を食べる

血液を弱アルカリ性に保つものも解毒に役立ちます。

私たちの血液のphバランスは7(中性)ではありません。

ph7.4(7.35~7.45)と弱アルカリ性です。

今、世の中は酸性の食べものが多くなっているので、血液の叫バランスを弱アルカリ性に保つためには、意識してアルカリ性食品を食べる必要があります。

私たちの体はさまざまなものを代謝することによって酸性物質(老廃物、CO2 や代謝物の多くが酸性物質)を作り出します。

健康な人は、体に緩衝機能 (叫を一定に保とうとする機能)があるので、それらを排泄しながら一定に保とうとするのですが、食べものや飲みものから酸性物質を摂りすぎると、この緩衝機能をもつ臓器(主に腎臓、肝臓の一部や肺)に負荷がかかってしまいます。

腸内細菌も酸性物質を生み出します。

腸内細菌により酸性物質が発生し、排便がうまくいかなくなると、酸性物質が腸管から血液中に吸収され、肝臓や腎臓に負担をかけるのです。

マグネシウムやカリウムは、酸性物質を中性化してくれます。

これらのミネラル分を多く含むものがアルカリ性食品としてあげられるものです。

梅干しや次の表にあげたアルカリ性食品を意識して摂るようにしましょう。

④ 梅干はすぐれた解毒食品であり、万能食品

梅干しは多くのミネラルを含むアルカリ性食品です。

酸っぱいものは唾液を促し、消化酵素や胃酸の分泌を促進し、炭水化物、脂質、タンパク質の消化を促します。

梅干しはクエン酸を多く含み、疲労回復効果や、炎症を抑制する効果があるムフメラールやがん抑制効果の成分があるポリフェノールを生み出します。

また、降圧作用や殺菌効果があるので、結果的に炎症を抑えて感染を防いでくれます。

腸内細菌のエサとなる短鎖脂肪酸も豊富なため、腸内細菌叢を整えてくれます。

また、アルカリ性食品なので酸性に傾きにくく、唾液が増えることで虫歯の予防にもなるのです。

さらに、黒焼きにしたり、梅肉エキスにすると効果が倍増します。

料理だけでなく塗り薬にも使える、積極的に摂りたい解毒食品です。

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⑤ 解毒に良いミネラルを食べもので摂る

ミネラルには解毒を促す作用があります。

有害金属を排泄してくれたり、解毒を助ける補酵素として働いてくれたりします。

特に亜鉛、ケイ素、マグネシウム、カリウム、モリブデン、マンガン、クロムなどが重要です。

これらのミネラルを摂取するためには、食物が育った土地の力が大切です。

野菜に含まれるミネラルの成分は、ほぼその土地に含まれるミネラル成分と同じだからです。

できるかぎり地元で採れたものを口にするようにしましょう。

マグネシウムは排便を促し、抗酸化作用をもつ天然の降圧剤です。

さらに、有害物質の中性化とともに多くの補酵素としての役割を果たしています

マグネシウムを多く含むものには、そば、海藻、ごま、色の濃い果物(イチジクやザクロ)、納豆などがあります。

マグネシウムや亜鉛は、体内から有害物質を排泄するときに役に立つので、有害物質がたまりすぎると、消耗して不足することがあります。

また、酸性化している血液を中性・弱アルカリ性にするため、多くのミネラルを要します。

カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄、セレンなどが不足すると、有害金属であるアルミニウムや鉛、水銀、カドミウムなどが体に吸収しやすくなったり、排泄を遅らせたりしてしまいます。

逆に、有害物質(重金属など)が体に多いと、必要なミネラルの吸収を妨げたり、細胞内に留める力を失ってしまいます

特にマグネシウムが不足すると、慢性便秘、体が硬くなることによる筋肉痛、不安、うつ、パニックで衝動的になったり、集中力が低下します。

アルミニウムや鉛、ヒ素やベリリウム、ニッケルの排泄も助けてくれるのですが、口からマグネシウムを入れてもなかなか排泄に利用されないことがあります。

それは、腸自体が炎症を起こして吸収ができないことも多いからです。

また、お腹をこわしてしまう場合もあります。

ポリフェノールなどを多く含む野菜や果物には解毒に関わる肝臓の各相を助ける多くの栄養素が含まれています。

胃腸の粘膜を強くするなど、あらゆる食べもの栄養をきちんと体内に取り込むことができれば、解毒を助けてくれます。

これらの解毒を促す食品には多くの硫黄が含まれています。

硫黄基を含む酵素は、解毒を促すグルタチオンを増やし、着色料を分解する助けとなり、胆汁の毒性を減らして排泄を促します

また、ミトコンドリアの活性維持にも必要です。女性ホルモンや甲状腺ホルモン、薬の代謝にも関わっています。

ただし、これらを食べてかえって調子が悪くなる人がいます。

排泄がうまくできない状態になっている可能性が高いので、便がきちんと出ているか、炎症が抑えられているかを見直すのと同時に、亜硫酸が多く含まれるもの(カット野菜、ワイン、鎮痛剤)や硫黄を多く含む食べものをいったんやめてみましょう

そして、硫黄を多く含むものを摂る前に、便秘をきちんと解消し、天然のハーブなどを料理に使いながらゆっくりと解毒していきましょう

また、モリブデンというミネラルも硫黄の排泄を助けてくれます

⑥ 短鎖脂肪酸や乳酸菌を多く含む食べもの、発酵食品がよい

梅干しやらっきょうなどの短鎖脂肪酸を多く含む食品や、納豆や漬物など乳酸菌を含む食品や発酵食品は腸を元気にしてくれます。

日本各地に古くから伝わる多くの健康食品といわれるものはこれらの物質を多く含んでいます。

滋賀県の鮒寿司、納豆や各家庭のぬか漬け、京都のすぐきなどがあります。

ただし、発酵食品や時間のたったものには注意が必要な場合があります。

体にいいと思って懸命に摂っていると、かえって体調を崩す人がいます。

これらの食品にはアレルギー症状を起こすヒスタミンが多く含まれているからです。

そのため、かゆみや湿疹などが出ることがあります。

また腸の透過性を亢進してしまい、よくない物質まで吸収してしまうことがあります。

摂りすぎてお腹がはったり、かえって体調を崩す人はいったん食べるのをやめてください。

⑦ 脂溶性のビタミンは免疫力を高める

粘膜を丈夫にし、ストレスケアをして免疫を高めてくれるものに、脂溶性のビタミンがあります。

ビタミンDを多く含む食品は、天日干ししている食品です。

ちりめん、干しシイタケ、切り干し大根など、ビタミンAやEも含まれているこれらの食品はとても大切です。

積極的に食事に取り入れましょう。

ビタミンDはミネラルの吸収にとても大切です。

食生活の変化や日光に当たらなくなったことによって、ビタミンDが不足している人が増えています。

ビタミンDは、ミネラル吸収に加えて、抗がん作用やアレルギー抑制作用、抑うつ改善など多くの報告がされています。

サプリメントとしてでも摂取することをおすすめします。

⑧ 皮膚からの解毒も

外用(皮膚から)剤を解毒に使います。

例えば、頭皮にはヘナ (不純物のないもの)を塗ります。

髪の健康にもなりますし、地肌からミネラルも吸収され、解毒を助けてくれます。

フルボ酸は優しく解毒してくれることで知られていますが、サプリとして飲むだけでなく皮膚に塗るのもいいでしょう。

腎機能や腸のトラブルがある人にも安心して投与できます。

利尿効果のあるスギナ茶やドクダミ茶、ヨモギ茶や柿茶、ビワ葉茶、排便効果のあるお茶なども利用するといいでしょう。

マグネシウムや重曹を入浴剤として使って皮膚からミネラルをとり入れるのも解毒の一つの方法です。

ミネラルは、エプソムソルトといわれる塩や海塩、にがり、海水そのものや岩塩などをお風呂に入れたり、マグネシウムクリームなどを塗ると、スムーズに体内に入ってくれます。

これらは解毒を促し、筋肉を緩めることでリラックス効果や痛みを緩和し、交感神経を優位にして、入浴時の温まり効果も上げてくれます。

また、血流を増やして、リンパの流れをよくしたり、発汗を促してくれたりします。

ジェル状になっていて、外用として使える解毒サプリメント(メチル化したもの、グルタチオン、マグネシウムなど)もありますので、利用するといいかもしれません。

⑨ サプリメントを上手に利用する

酸性物質があふれ、また解毒や排泄を妨げる有害物質に囲まれている現代では、血液をph7.4に保つために大変なエネルギーを要します。

アルカリ性食品を食べるだけではなく、酸性食品を食べないという努力も必要です。

有害物質に囲まれて排泄臓器が疲弊していると、酸性物質の排泄や分解にばかりエネルギーを利用することになり、再生能力や代謝にエネルギーが行き渡らず、体力や代謝能力の低下、再生能力の低下を招いてしまいます。

このような場合には、サプリメントの力を借りることが有効です。

アルカリ性物質の代表である重曹(炭酸水素ナトリウム)がサプリメントとして販売されています。

投与方法には点滴や内服がありますが、点滴を毎日行うのは困難ですし、急激に体がアルカローシス(アルカリに血液が傾く)になってしまうこともあります。

弱アルカリ性がいいのであって、強アルカリ性(アルカローシス)になるのは問題です。

アルカローシスが続くと、意識障害、血圧低下、不整脈などを引き起こします。

体調をみながら食間や空腹時に摂るようにしましょう。

口の粘膜に違和感のある人には錠剤もありますし、薄めて飲むのもいいと思います。

また、重曹のほかに、海洋深層水から作られているアルカリサプリメントもあります。

多くの有害物質に囲まれて肝臓や腎臓に負担がかかっている今日では、これらのサプリメントを利用していくのも一つの対処方法だと思います。

⑩ 自分に合ったサプリメントを

解毒効果のあるサプリメントに葉酸があります。

葉酸はメチレーション回路のスタートであり、解毒には欠かせません。

その他のビタミンB群もこの解毒の回路に役に立ちます。

リンゴ酸がアルミニウムを下げる、ゼオライトやチャコールという活性炭が有害物質を吸着するなどの報告があります。

活性炭は、腎臓の悪い人が腎臓から毒を排泄できないときに、経口で摂取することで腸内の有害物質を吸着して排泄を助けるということで、腎不全の患者さんの治療に使用されています。

ただし、便秘をしていたら意味がありません。

必ず排便を促して使用していきましょう。

竹炭や桐炭なども市販されています。

このほか、フルボ酸、NAC(Nアセチルシステイン)やグルタチオンで解毒回路を活性化したり、フラボノイドやクマアザミで肝臓を保護し解毒の相を補助したり、ウコン(クルクミン)などの抗酸化、抗炎症のハーブもあります。

ミトコンドリアをサポートしてくれるサプリメントには、コエンザイムQ10やアルファリポ酸、ホスファチジルコリンやホスファチジルセリンなどがあげられます。

多くのスパイスやハーブには、気血を巡らせ、各臓器を補助し、解毒を促すものが含まれています。

その代表的なものがウコンです。

また、クロレラも多くの栄養(葉酸を含め)が摂れるだけでなく、解毒をしてくれるとの報告もあります。

サプリメントとして、これらの有効成分(ビタミン・ミネラル類 : ナイアシン、マグネシウム、銅、亜鉛、ビタミンC、ビタミンB、B、助、郎、葉酸、フラボノイド、グルタチオン、アミノ酸、SAMe、TMG、モリブデン、NAC、アルファリポ酸など)を含むものを抽出していたり、人工的につくっているものもあります。

また、グリシンは、遺伝子組み換えについてくる害であるグリフォセートを排泄するのに役立ちます。

自分に合ったサプリメントで体にやさしい解毒方法を見つけていくといいでしょう。

サプリメントを摂取するときには、摂りすぎに注意し、何か強い反応がある場合(解毒スピードが速い、もしくは排泄経路ができていないため、有害物質が出ていかずに体の中をめぐってしまう、発疹やひどい頭痛や発熱などの有害症状が出る)は無理をせず、摂るのをやめてください。

健康法にもリスクが存在します。

合うか合わないか?

飲んでみて良い影響が得られているか?

それらを確認するために、サードアイセッションを継続して受けることをお勧めします。

体にやさしい、自然なものから始めるようにしましょう。

病気をもっている人、反応が強い人、解毒が必要なのにできない人は専門の医師に相談することも大切です。

腸の環境の悪い人はサプリメントがうまく吸収されません。

腸内の微生物(カビや寄生虫)がその栄養を食べ、さらに増えてしまい、炎症を助長することもあるのです。

そのため、塗るタイプのものや、入浴剤として入れたり、舌下に投与して粘膜から吸収させたり、鼻腔や口腔内にスプレーして吸収しやすいタイプに工夫しているものもあります。

一人ひとりの状態に合ったサプリメントを選択していくことが大切です。

気をつけていても、天然のものを食していても、ただ呼吸をするだけでも、有害物質は、毎日、必ず体内に入ってきます。

食生活などの日常生活をできるだけ工夫して、日々「解毒」していくことがいちばん重要なことなのです。

⑪ サプリメントについて

病気をもつ患者さんには足りていない栄養素がたくさんあることを知りました。

それでも、消化力、吸収力を上げるほうがサプリメントで補うよりも栄養素の吸収には優れていると思っていました。

ただ特殊な病態の患者さん、多くは慢性的な病気や子どものときから問題がある患者さんには、さまざまな栄養が必要なことも知りました。

食べものだけでは治療が困難であることを知ったのでした。

サプリメントを使用し始めたのはその頃です。

しかし、不足している栄養を補ってあげたいと思っても、うまく取り入れられない患者さんが多くいます。

そんなときに、胃腸だけでなく、口腔内や歯、上咽頭などの炎症も問題であること、体から排泄能力が低下している方は栄養を取り入れられないこと、私たちが多くの有害物にさらされていることを学んでいったのです。

そして、私が目指していた「始めからサプリメントを使わずに食事や生活改善で胃腸を整えていくこと」が、自然に炎症を抑え、解毒能力を高めていたことを改めて確認したのでした。

カラダに合わない食材を食べ、飲み、化学物質に侵された加工食品を日々摂取し続けているなら、毒出しの効果は得られないと考えましょう。

現在、影響を受けている可能性のある食品添加物を知り、それを避ける買い物をしましょう。

買い物は量子波動検査解析器サードアイで確認してからにしましょう。

毒出し食材の中にも、今のあなたのカラダに合わないものがある可能性があるからです。

この日常的な取り組みと合わせて、炎症に関与している菌やウイルス波動の不活性化セラピーと、毒の周波数を相殺し中和する波動転写によるレメディ摂取にて、解毒を進めていきましょう。

波動水をなるべく多め(1日2リットル)に摂っていただくことをオススメしますが、腎臓などに不調があるなど「医者から水分摂取に注意が必要であると言われている方」はご注意ください。

毒について

これまで接種したワクチン、飲んできた鎮痛剤や抗菌薬などから、毒としてカラダに蓄積されているものや、

外からもたらされるものも毒のひとつです。

見聞きするもの、その情報によって思考し、行動し、毒を摂取するからです。

まずは、何が毒なのか?を知ることから始めましょう。

毒の種類

感染・・・菌・ウイルス・寄生虫などの微生物

食べ物飲み物・・・食品添加物、農薬など

歯科材料・・・アマルガム(水銀)、銀歯(パラジウム)など

調理器具・・・テフロン加工(フッ化物)、鍋(アルミニウム)など

薬・・・石油化合物、ワクチン、ペニシリンなど

環境・・・大気汚染、電磁波、ジオパシックストレスなど

教育・・・教育による概念の刷り込み

情報・・・テレビ、インターネットによる心理的刷り込み

毒出し作用のある食材

食材・・・食材が排出してくれる主な毒素

農薬などの危険性を考慮した上で購入・摂取しましょう。

また、毒出し食材の中に、今のあなたのカラダに合わないものがある可能性があるので、サードアイでチェックしてから採り入れましょう。

★有害ミネラルを排出するために積極的に食べましょう

(但し、”質”に注意)

特にネギ科(硫黄)植物(長ネギ、ニラ、玉ねぎ、ニンニクなど)、アブラナ科植物(ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、大根など)は、グルタチオン産生を高め、重金属を排出する。

アルミニウム(AI) を排泄するにはZn(亜鉛)、Mg(マグネシウム)、Fe(鉄)、Ca(カルシウム)、ビタミンB6 が必要。

食物ではウコン(クルクミン)、ケイ素(コンドロイチンと同時に摂ると皮膚のコラーゲンが生成されやすくなる)食物ではウコン(クルクミン)、ケイ素(コンドロイチンと同時に摂ると皮膚のコラーゲンが生成されやすくなる) 、ブロッコリー、玉ねぎ

ヒ素 (As) を排泄するにはSeが必要。

食物ではニンニク、海藻類、キノコ類、コリアンダー、大根、長ネギ

カドミウム(Cd) を排泄するには Zn(亜鉛)、Se(セレン)、Fe(鉄)、ビタミンC、Eが必要。

食物ではニンニク、海藻類、ごぼう、コリアンダー、りんご

鉛(Pb) を排泄するには= Zn(亜鉛)、Ca(カルシウム)、Fe(鉄)、ビタミンC、B1、E が必要。

食物ではパクチー(種はコリアンダー)、ニンニク、藻類、クロレラ 、ごぼう、きのこ類、コリアンダー、大根、長ねぎ

水銀(Hg)を排泄するには = Zn(亜鉛)、Se(セレン)、Ca(カルシウム)、Fe(鉄)、ビタミン A、C、E が必要。

食物ではセレン(ニンニク、長ネギ、玉ねぎ、海藻類など)、パクチー(種はコリアンダー)、藻類、クロレラ、食物繊維 (ぬか、果物)、きのこ類

銅(Cu) を排泄するにはZnが必要。

さらにこれらのビタミン・ミネラルが有効に働くためには多量の酵素=タンパク質が要ります。
ファスティング(断食)や菜食のみでミネラルをデトックスするのは困難だと言えるでしょう。

ブロッコリー・・・アルミニウム

にんにく・・・水銀、ひ素

玉ねぎ・・・アルミニウム

海藻類・・・カドミウム、水銀、ヒ素

ごぼう・・・カドミウム・鉛

きのこ類・・・鉛、水銀、ヒ素

コリアンダー・・・カドミウム、鉛、水銀、ヒ素

大根・・・鉛、水銀、ヒ素

りんご・・・カドミウム

長ねぎ・・・鉛、水銀、ヒ素

カラダの毒出し機能

老廃物の処理を担当しているのは、主に肝臓、腎臓、腸です。

肝臓

肝臓は、脂溶性の有毒物質の解毒・分解、カラダに必要な物質の合成・貯蔵、胆汁の産生など、重要な働きをしています。

肝臓に脂肪がたまると、脂肪肝となり肝機能が低下、重篤な病気に進行する可能性が高くなります。

腎臓

腎臓は、血液をろ過して水溶性の毒素、老廃物や過剰な塩分を尿として排出します。

腎臓の働きが悪くなると、老廃物や毒素が身体に蓄積する危険性が高まります。

便秘で腸に便が長くとどまると悪玉菌が増え、腐敗して毒素が発生します。

その結果、腸内環境も悪化します。

老廃物の処理は、健康維持と老化予防に欠かせません。

日々、心がけること

ここに書いていることは当たり前のことのようですが、ほとんどの人ができていないのではないでしょうか?

もう一度、生活を見直すきっかけに、サードアイでチェックした内容を参考にすること。

肝臓に、腎臓に、腸に負担となっていることを知り、少しずつでも改善していきましょう。

日々心がけること

①肝臓に脂肪をためない

暴飲暴食をしないこと。一方で、過度のダイエットも危機感を持った肝臓が脂肪を集めてしまい、逆効果になることがあるため注意が必要です。

②腎臓に負担をかけない

塩分の多い食品は控えめに、塩分の排出を促すカリウムを多く含む野菜類は多めに摂ります。こまめな水分補給も忘れずに。

③便秘を解消する

植物性乳酸菌、ビフィズス菌などで腸内環境を整え、水溶性食物繊維を多めに摂ります。ストレスをためないこと。

④代謝を活発にする

今より10分多く身体を動かすことを始め、徐々に運動習慣を身に着けます。筋肉をつけることで脂肪が燃焼しやすくなります。

⑤睡眠不足にならない

実は脳にも老廃物がたまりますが、睡眠により除去効果があることが分かってきました。(認知症の原因物質「アミロイドβ」も含む)

参考資料:あなたの周りは毒だらけ」内山葉子 ほか